3月11日の大震災から8日が経った。
原発事故の危機のニュースと余震でこの一週間ほとんど外出しなかった。東京は被災地ではないが今町の中は一体どんな状況なのか、今日は用事で久しぶりの外出で、その途上に街中を観察してみた。
いつも休日は大変賑わう吉祥寺の町のお昼前、計画停電は本日中止だが各店舗は節電で照明を落とし華やかな店は薄暗くなっていた。しかし人出は2/3程度であろうか。コンビニやスーパを除けば、当たり前だがパン屋にはパンがあり、他の買い溜め食品も十分にあり買い急ぐ不安は何もない。
井の頭線は車内、ホームの照明を消し、各停のみとし本数はそれほど落ちてはいない。
ということで、いつもと違うのはうす暗い店舗や電車の車内、そして若干少なくなった人出くらいか。原発事故で今も綱渡りの危機であるが、まるでそんなことは一段落したような人々の賑わいに違和感を感じたものだった。
大震災で悲惨な東北地方、原発事故でメドがたっていない日本の危機、こんな時にのん気に写真を撮る事でさえためらってしまう。